一般社団法人全日本シビエ協会

 

 

 

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ジビエをおいしく食べよう!

日常的に食べるには少しハードルが高いジビエ肉。しかし猪も鹿も適切に処理されたものであれば非常においしいものです。

例えば、山のどんぐりや木の実を(ときにはりんごやナシなども)食べた猪。「脂を食べるもの」と言われるほど脂がおいしいと以前からよく知られています。猪の脂は甘味があってさらりとしており、全くくどさを感じさせません。始めて猪肉を食べる子どもが「もっともっと!」と言うほどのおいしさですから、猪肉が高級品なのもうなづける話です。また、生きものは食べたものでできているのだなとしみじみ感じる瞬間です。
また、鹿肉は、低カロリーで高タンパク、鉄分が豊富で脂が少ないと、健康が気になる方、とくに貧血になりがちな女性にぜひオススメしたい肉でもあります。牛肉よりもあっさりとした赤身のうまみは、山の息吹そのものです。

野生動物の肉はニオイが気になる。。。そんな方でもおいしく食べられるレシピをご紹介します。ジビエ肉を手に入れたら、ぜひこんなお料理で楽しんでみてください。

 

 

お料理の際のちょっとしたコツ

下処理

洋風煮込みや焼き肉でいただく場合、猪も鹿も、前日からオリーブオイルに漬け込むと、臭みが取れてやわらかな仕上がりになります。オリーブオイルにはタイムやセージ、ローズマリーなどのハーブを加え、ジップロックなどでできるだけ空気を抜いて冷蔵庫で一夜保存して漬け込みます。

 

 

鹿肉の上手な焼き方

鹿は火を通し過ぎると硬くなり、臭みが目立ってくるように思います。鹿肉を焼く際には火が通りやすい程度のブロックに小分けして火を通し、焼き上がってからカットするのがおすすめです。中心部がピンク色で柔らかく仕上がります。 また、外側を十分に加熱したあと火から下ろし、アルミホイルでくるんで余熱で火を通すと、簡単ローストディアができあがります。にんにくやこしょうなどの香辛料をきかせるとよりおいしくできあがりますよ。

 

 

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 ジビエレシピ

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Chevreuil rôti à la myrtille

(エゾ鹿のロースト ブルーベリー風味)

 

 

 

 

Chevreuil rôti à la myrtille
(エゾ鹿のロースト ブルーベリー風味)

 

【材料】6人前

エゾ鹿モモ肉(ブロック) 1K
オリーブオイル 30cc
ニンニク 2カケ
ローリエ 1枚
タイム 2枝
ニンニク 1カケ
タマネギ 2ケ
ニンジン 2本
セロリ 0.5本
赤ワイン 400cc
ブルーベリージャム 1瓶(100g)
ブルーベリー(冷凍) 100g
サラダオイル 適量
バター 適量
塩、胡椒 適量
害獣の被害

 

 

【作り方】

①エゾ鹿モモブロックはビニール袋に入れ、オリーブオイル・ニンニクスライス・ローリエ・タイムを入れ口を縛り
冷蔵庫で1晩(12時間位)マリネする。
②フライパンにサラダオイルを入れ熱し①のモモ肉に塩・胡椒をした後、色付けるようにこんがり焼く。
表面に焼き
色が付いたら、オーブン(180℃)に入れローストする。(30分位)途中幾度かひっくり返す。 ③②のモモ肉に7割がた火が入ったら別皿にあけ、アルミホイルでカバーをして、余熱で火を入れる。
④③の肉を空けたフライパンに3cm角位に乱切りにしたタマネギ、ニンジン、セロリ、ニンニクを加え色付けるように炒める。
⑤④の野菜を肉を盛る皿に盛り、保温しておく。
⑥⑤のフライパンに赤ワインと③の肉を置いた皿に染み出た肉汁を入れ半量に煮詰める。
ここにブルーベリージャム・ブルーベリーを入れ煮つめとろみが出たら塩胡椒をして味を調えソースとする。
⑦⑤の皿に③の肉を載せ上からソースをかける。
⑧テーブルの上でカットして野菜とともに提供する。
鹿肉は1度マリネしてから使用すると臭みも無く食べられる。
美味しく作るポイントはブロック肉の場合、火を入れてからアルミホイルをかぶせ、保温し休ませると中心がロゼになる。
ブロックでなく、ステーキでも出来る。

 

 
















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